アレルギーを知る|岐阜県各務原市の小児科、アレルギー、食物、予防接種、乳児検診、育児相談なら YUKIこどもクリニック

小児科

アレルギーを知る

アレルギーの説明については専門的な用語が使われることが多く、中には難解なものも存在します。
こちらでその用語のひとつひとつをご説明していきます。

アレルギーマーチ

赤ちゃんの時には卵や牛乳で腹痛・下痢などの消化器症状や湿疹など皮膚症状を起こし、
2~3歳頃までに喘息、6歳頃からは花粉症などのアレルギー性鼻炎にかかる…。
このように年齢に応じて発症するアレルギーが変わっていく様子を行進にたとえて「アレルギーマーチ」といいます。
ただ、ひとつひとつの症状がどんどん重くなっていくことはなく、ひとつの症状が改善したら、次の症状が出るケースが多い傾向が見られます。
アレルギーマーチからわかることは、年齢が上がるにつれてアレルギーの原因物質が食物たんぱく質からダニやハウスダストへ、さらに花粉へと変化していくことです。
生まれたばかりの赤ちゃんは外へ出ることがあまりありませんので、最初にさらされる異物は食事からなのです。
腸管の壁がまだ未成熟で丈夫でないうちは、食餌(しょくじ)性のアレルギー反応を起こしやすいと考えられます。
年齢とともに変化するアレルギーマーチですが、もちろん途中で治っていく方もいます。

食物依存性運動誘発アナフィラキシー

特定の食べ物を摂取し、その後運動をすることにより、じんましん、ぜん鳴、呼吸困難などの全身のアレルギー反応が起きる食物アレルギーの一種です。
症状が強い場合はショック状態となり、命にかかわることもあります。
症状が起きるのは原因となる食べ物を食べてから2時間以内に運動をした場合が多く、
食べ物だけでも運動だけでも症状は出ません。
原因食物としては小麦がもっとも多く、次にエビ、カニ、イカなど魚介類となっており、ナッツ類や果物で起きることもあります。
年齢としては小学生以上に多く、中学生での報告が最多となっています。
特に学校での給食後の運動でおきることが多いので注意が必要です。
食物と運動との組み合わせでおきる理由については不明の点もありますが、運動により食物が未消化の状態で吸収されやすくなり、アレルギー反応が起きると考えられています。
症状が重く、ショックを起こす危険がありますので、正確な診断に基づく予防が必要です。
症状が出た時には速やかな治療が必要ですので医療機関にすぐにかかるようにしてください。
応急処置のためのエピネフリンの自己注射(エピペン)を処方することもあります。

口腔アレルギー症候群

特定の果物や野菜を食べると15分くらいして口唇や舌、のどがかゆくなり、じんましんが出たり、さらにはお腹が痛くなったり、吐き気がしたりする方がいます。ひどい場合には喘息のような症状が出ることもあります。
特定の果物・野菜といってもいろいろなものに反応する場合もありますので、原因が分からないでいることもあります。
代表的な果物としてはリンゴ、モモ、ナシ、メロン、スイカなど、野菜としてはトマト、セロリなどがあります。
このような症状を起こす場合を口腔アレルギー症候群とよんでいますが、小児によく見られる卵や牛乳などの食物アレルギーと異なり、年長児や成人によくみられます。
その理由として考えられているのは花粉症との関連で、ハンノキやシラカバの花粉症の人は口腔アレルギー症候群になりやすいことが知られています。
スギ、カモガヤ花粉との関連も考えられています。原因については血液検査で調べることができます。

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